手作業の仕事紹介

どんな人でもお金が必要なときはやってくる

どうしてもお金が必要になるのはどんなときでしょうか。
若くて独身のときは、友達の結婚式が重なったときなどに支出がかさみそうです。こればかりは待ってもらうこともできませんし、値切ることもできません。男性は礼服が一着あれば事足りますが、女性は参列者がかぶっているときはいつもいつも同じ服で行くことにも気を使わねばなりません。さらにはヘアセット代や、振袖を着るなら着付け代と出費はかさみます。
結婚した後も冠婚葬祭はどうしてもお金が必要な時と言えます。親戚の多い人、付き合いの濃い地域に住んでいる人は必要不可欠な出費でしょう。しかも突然やってきます。
子どもが生まれると、どうしてもお金が必要なときというのは突然の病気などになるでしょうか。風邪だと軽く見ていたところこじらせてしまい、入院が必要にあればそれなりの金額が出ていきます。病気や怪我は子どもに限らず大人にも起こりえます。
子どもが成長するにしたがって、今度は「ダレソレちゃんが持っている・行った」などと言って物や旅行をねだられることも増えます。うちにはそんな余裕はないの!と突っぱねることができればいいのですが、たいがいの親は子どもの希望をできればかなえてやりたいという気持ちを持っているために、葛藤することになります。これを買えば・あそこに行けば家計が苦しくなるとわかっていても、子供の喜ぶ顔が見たいばっかりについ、ということは珍しくありません。しかし、この場合は子どもを待たせることができますので、今すぐというわけではないだけ余裕があります。
待ったなしなのが学費です。私立は中学・高校・大学どれでも、学費は公立の比ではありません。これこそ、どうしてもお金が必要な時だと言えます。奨学金を借りるという方法もありますが、奨学金は借金です。将来に返し続けなくてはいけないので、できればそんな負担を子どもに負わすことは避けたいものです。
結局、貯金に励まなくてはいけない、ということです。

手作業の内職で稼ぐ方法

最近は、インターネットの普及により、ネット上での副業が盛んに行われるようになりましたが、今でも、昔からある手作業による内職で稼ぐ方法が結構あるものです。そこで、手作業による内職で稼ぐ方法をいくつかご紹介したいと思います。

まずは、造花作りです。これは、昔からある代表格の内職と言っていいのではないでしょうか。バラバラになっている部品を組み合わせて、バラやカーネーションといった造花を作り上げる仕事です。1本5~20円といった相場になっており、コツコツ続ける根気が必要となります。モノ作りが好きな人にお勧めの内職です。

シール貼りといった内職もあります。シールを貼るだけの簡単な作業で、単価は0.5~2円ぐらいです。ダイレクトメールや封筒、袋詰めのパッケージなどのシールを貼ります。シールの大きさは、バーコードのような大きいものから、アクセサリーやネジの小袋に貼るような小さなものまであります。ピンセットを使って貼るサイズのものもあるので、内緒を始める前にはしっかりシールの大きさも確認しておくことが大切です。

値段カット作業の内職もあります。ブランド品の値札などをハサミやカッターを使ってカットする仕事です。刃物を使うことになりますので、簡単な作業とはいえ、常にケガしないように注意して行う必要があります。ただその分、単価は40円と少し高めとなっています。

この他、袋詰めや封入といった作業の内職もあります。ポケットティッシュに広告を入れたり、絵ハガキやボールペンといった商品の袋詰め、ダイレクトメールの封筒入れなどがあります。まとまったお金にするには数をこなす必要がありますが、比較的作業は簡単なので、サクサク進めることができます。常に仕事の発注があるので、人気のある内職となっています。単価は、0.3円~20円と様々です。内職で稼ぐには、集中力や持続力が必要となります。単価自体は安いものがほとんどですが、慣れることでスピーディーな作業が可能となるので、徐々に稼げるようになります。

主婦の副業として伝統工芸品の制作をしています

私が最近はじめた主婦の副業はしめ飾りの内職です。私が住んでいる地域は全国的にも有名なしめ飾りの産地であるため、年末に限らず年中を通して、この内職の需要があります。そのため、私は小さな頃から、ご近所の女性たちが主婦の副業としてしめ飾り作りに勤しんでいる姿を見て育ってきました。だから、こうして大人になった私がしめ飾りの内職にたずさわるのは、ごくごく当たり前の自然のことにように思えて、なんだかクスッとします。伝統というものはこうして受け継がれていくものなのですね。

しめ飾りというとお正月に飾るものとされていますが、近年の民藝にたいする関心の高まりゆえか、最近では一年中しめ飾りを愛でたいという人たちもいらっしゃるようで、おかげさまで私の内職も時期を問わないものとなっています。もっとも本来のしめ飾りは藁を材料とするので、本物のしめ飾りを購入する場合は晩秋から冬にかけての時期にかぎります。しかし、私が住む地域では春や夏などは、しめ飾りとは少しデザインを変えて、藁以外の植物で代用してしめ飾りモドキを作ります。やはり、しめ飾りは正月に飾るものですから、本物のしめ飾りを作るのは年末だけにして、それ以外の季節はしめ飾りに似せたものを生産することにしているのです。伝統工芸特有の技術が評価されているからこそ、こうしたニーズがあるそうです。

私は自分が生まれ育った土地に、このような伝統工芸があることを誇りに思っています。今の時代は工業製品ばかりが身の回りに溢れ、それらは便利ですが、どこか冷たさを感じさせるものです。しかし、私たちが作っているようなしめ縄には手づくりゆえのぬくもりがあります。現代社会が忘れてしまったものを、私たちの手仕事が補っているのです。どうか、この手仕事の伝統が今後も主婦の副業として受け継がれていくことを願ってやみません。私の母や私がそうしてきたように、いつの日か私の娘にもこの主婦の副業を営んで欲しいと思っています。